障がい者と避難所生活

昨夜、熊本県で大地震がありましたね。

半身麻痺になってから、災害で避難している方達をテレビで見ると

いつも思うのですが、避難所とかで自分は役に立てないなぁって。

役に立つどころか、避難所で生活しなくちゃいけなくなったらどうなるんだろう？

歩くのもひょこひょこなのに、避難所まで行くだけでグッタリだろうし。

疲れたから横になりたくてもそう簡単にはいかないだろうし。

布団なんかあるわけないし。

ぱっと見は普通のおばさんだから、じっと座ってると

何か手伝えばいいのにと思われちゃうかも。

おまけに床に座るのはとてもキツイ。

寄りかかるものがないと座ってられないです。

でもぱっと見は普通だから椅子が欲しいとか

言えないだろうし。

そもそも椅子なんかないかもしれない。

あっても高齢者の方に譲りたくなるだろうし。

やせ我慢するタイプなんです。

ものすごく気を遣いそうだなぁと思うのです。

身体が動くなら、私だって働きたい！

でも、立ってるだけでよろけちゃったりする

からかえって迷惑になりそう。

床に座ることも立ち上がることも困難だなんて誰もわかってくれないだろうなぁって。

床に寝ると身体が痛くて痛くて耐えられないだろうなぁ。

でも、自分だけ敷物を２枚くださいなんて言えるわけないし。

避難所で生活したことのある障がいのある方は本当につらかっただろうなぁ。

熊本では、床に座るどころか建物の中に

避難することも出来なくてほんとにお気の毒。

４月とはいえ夜はかなり寒そう。

なんでこんなに災害がおこるのかしら？

地震だけじゃなく、最近洪水もありましたね。

身体が不自由になってから特に

人ごとではないなと感じるようになったし、

もし自分だったらと不安になるようになりました。

洪水で、電柱にしがみついて救助を

待っていた方がいたけれど、自分はしがみついていることが出来ないな、と。

ヘリコプターで救助されてる方がいたけれど、

自分はロープにつかまってられなくて、落ちちゃうんじゃないかとか。

もし、自分だったらと考えてしまうんです。

みなさん、そうなのかしら？

身体が思うように動かせない苛立ち。

すぐに疲れてしまうつらさ。

高齢でないので、その不自由さにすぐに

気付いてもらえないむなしさ。

それが災害が起こると一度に自分の身に

降りかかることの怖さがすごくあります。

もう二度と災害など起こってほしくないと

思っています。

熊本の方にも心からお見舞い申し上げます。

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